出口直日『みろくの世のご用に手を相たずさえて』

☆出口浅野(直日)『大本開祖大祭:みろくの世のご用に手を相たずさえて 』

 ただいまは、綾部のみろく殿で、みずのとい年の大本開祖大祭を、清々しくおごそかに、とりおこなうことができまして、ご同慶のいたりでございます。
 昨日は、亀岡の万祥殿へ、アメリカとアジアから、諸宗教の代表的聖職者の方々が、はるばるとお集まりくださいまして、雅やかな祭式のもとに、世界平和の祈りを、相ともにささげることができまして、歴史的な大きな意義を覚え、感激いたすものでございます。世界の情勢は、神さまが、開祖さまをとおして、お諭しになりました立替え立直しの方向へ、徐々に移りつつ、ここに大きく変わろうとしています。この秋(とき)にあたり私たちは、み教えをますますしっかりと腹の中にいただきまして、日々のなりわいにいそしむとともに、梅でひらいて松でおさめるミロクの世の御用に、手をたずさえて、励んでまいりたいと存じます。
 ふりかえりますと、私は、幼少のころから、開祖さまのお膝下で、朝夕をすごさせてもらいました。開祖さまは、まことにつつましいご日常の、おだやかな静かなご晩年でございましたが、その日にして、尚お体にさわるほどの行がつきまとっていました。伯母の一人がみえは「神界からの自分の役を認めてほしい」と、開祖さまにしつっこく急かれていました。開祖さまには、血を分けられた吾が子のことでもあり、せがまれるままに、神さまにおうかがいなさいました。そのつど、神さまからは「それは成らぬ」という厳しいお答えがありました。開祖さまには、その旨をお傳えになっては「あの娘(こ)が来ると、痩せるおもいがいたします」と申されていました。『このたびの仕組は、善一筋を貫かねばならぬから、他人の子に悪役で傷つけられず、直(なお)の子にさせてある』(※1)とのご神慮を、神さまからうかがわれていましても、おやさしい開祖さまには、そば目にもいたいたしく、おつらそうでございました。
 人には、生きる限り、それぞれの違いはありましても、さけることのできない行が、宿命づけられているようでございます。その行をつとめさせていただくことにより、安楽もいただけるようでございます。そう思って、その日、その時に、なすべき御用に打ちこみ、神さまのご守護を、おねがいいたすものでございます。
 皆さま方には、なによりもご無事で、各地から、ご用繁多の中を、大勢さまお参りくださいまして、まことに嬉しくありがたく存じます。

(※1)
『大本神諭』 大正6年10月16日
 この先で永う立替にかかりて居りたら、向ふの国は、申してあるような惨い事に成るし、日本の国も是だけに、明治25年から引続いて、何彼の事、一切の事を口と手とで知らして、今に気をつけて居るなれど、今に判らん守護神、何彼の時節が廻りて来てキリキリ舞を致すぞよ。ここまで落度の無い様に知らしてあるから、我の強い解らん守護神よ、後で不足を申さんやうに致されよ。不足ありたら自分(めんめ)を恨めるより仕様は無いぞよ。こう成りて来るから、永らく筆先で気が付けてあるのに、我の身体に火が附いて燃え上りて来んと、今の守護神は聞きは致さんから、悪い方へ引落されて、悪い鏡に成る守護神ばかりで気の毒なれど、何程に気を付けて知らしても、有つてしまはねば聞く身魂が無いから、ここまでに天の先祖様と地の先祖が、「ドウゾ」と思うて、自己の血筋に厭な事を皆させて、見せてあるぞよ。真[誠]善一つの御道は、他(ひと)にキズは附けられんから、我血統(ひっぽう)に厭な事はさしてありたぞよ。今だに出口直の血族にさせて有るから、何事もよく出口直の血筋の所作柄を見て置いて改心を致さんと、我れ好しの行り方では……是迄は好きなようにして行けたなれど、二度目の世の立替を致したら、全部やり方を代えてしまふから、今が境の正[性]念場であるから、是までのやり方はチツトも用ひられんやうに世が代りてしまうて、昔のいろはからの勉強を致さねば、学力ではモウ一寸も先へ行く事も、後へ戻る事も出来んやうになるから、何事も一度で聞く守護神に使はれて居らんと、使はれる肉体が気の毒が出来るから、この先は何彼の事が神の方は厳しくなるぞよ。人民は穏和(おだやか)になりて、是迄に思うて居りた事が、大きな間違でありた事が判りて来るぞよ。是迄は学力がありたなら上へ登れたなれど、学力は九分九厘で霊の利かんやうに仕組みて[で]あるから、時節には勝たれんから、いろはからの勉強を致さんと、今の学では真[誠]の事が判らんので世が渡れんぞよ。物質(ぶつ)と学との世の終わりと成りたぞよ。


テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性
ジャンル : 心と身体

プロフィール

真善美愛

Author:真善美愛
真善美愛まことと申します。東日本大震災の後、上野公園さんの『神言会-大本教神諭解説』に出会い、ぐちなお開祖・さぶろう聖師を通じてうしとら〔 艮 〕こんじんくにとこたちのみこと様に導かれます。それ以降、天の御先祖様(万軍の主、創造神)のお役に立ちたいと、良心神(個々の魂に宿る天帝の分魂、天照皇大御神)を奉じて活動しています。

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