瑞能神歌/いろは歌(1)上

☆いろは神歌(其の一) 大正六年十一月三日

かるが(何鹿)のこほり 綾部あやべほんぐうの、四方しほうみやうち下津したつ岩根いはねうづくにたかあまはらたたえつつ、あめかみ 八百万やほよろづす神 八百万やほよろづあつまりましてかくりよと、うつつのをばろしめす、そのかみわざかむはかり、はかたまひて常夜とこよく、鳥羽玉うばたまてらさむと、伊都いづ御魂みたまれまして、天津あまつ日嗣ひつぎのうごきなく、目出度めでたき御代みよまつの、常磐ときは堅磐かきはいしずゑを、つきかためますたまを、らずにくらひとの、こころそらあだくもり、るるよしなきあはれさよ。

んどんのカラのみやこあずけたる、かなやまひめ御寶みたからは、何時いつかえすべみ、御姿みすがたさへも瑞穂みづほくにとよあしはらなかくにの、ちからけず曲津靈まがつひは、西だいこく西にしうみそこ藻屑もくずかみに、ほぞられし姿すがたなり。

やすひこ神言みことあらはれて、雲井くもゐかかむらくもを、伊吹いぶはなちて春日かすがなる、天津あまつ日影ひかげくまく、かがやわたもとの、くに稜威みいづいやたかく、鳴戸なるとうみいやふかき、かみめぐみりて、りもはざるあだなみを、おほうなばら加々呑かかのみて、おほもとひとすぢの、まことかみたまふ、くにとこたちかみを、きたさんためとせの、道有みちあ御代みよまつおほもとかみ出口でぐちかしこけれ。

ひがしみなみきたあらうみに、ふねつづきたる、しこすさびのたけとも御空みそらふるとりふねの、羽音はおと如何いかたかくとも、そらよりらすづちの、ツのみやこやきはや如何いかなるかみたけびにも、すこしもぢぬもとの、くにさちはことたまの、にカラとりの、きもかれて此方こちに、かみ稜威みいづいちじるく、かしらつちさかしまに、かみ御国みくに何時いつまでも、あだなみたぬまつと、駿河するがくに不二ふじやま気高けだ姿すがたそのままに、世界せかいうへそびゆなり。

みことあらはれて、うみ内外うちときらいなく、らす血雨ちあめかはり、かばねみてやます、クレナイのしきしまの、あかこころまとだまにさへけぬくにたまの、ひかかがやときとなり、體主靈従身魂みたまつくし、みづくになかくに下津したつ岩根いはねあらはれし、いづ御魂みたまいさをしの、天照あまて御代みよたのもしさ。

だてき、神のめぐみはいやたかき、たかあまはられまして、みだてたるうつの、ひとくさすくはむと、まことみちをたてよこの、ふたつのかみいさをしは、あま岩戸いはとひらくなる、くしいはぢから日本やまとひとびとも、かみをしへづちや、あしみちまよひたる、身魂みたまきにみちびきて、ミロクのかみまもります、常磐ときはまつかみに、かへしてぶるもとの、くにとこたちかみたふとき。

くにしこあだなみいやたけく、秋津あきつ島根しまね打寄うちよせて、くに半分なかばあらり、浪花なにはつちけがしつつ、五十鈴いそすずがはおそて、きよみやかはどろし、御国みくにたまぬすまむと、ふか奸計たくみあがたはりはんおしせて、手配てくばせるその刹那ひまに、かみかぜおこり、いかれるなみものすごく、こころくろくろふねの、浮瀬うきせしずいましめの、たちまるとしらひとの、くにすえこそあはれなりけり。

はやふる 神代かみよながらのしんこくの、千代ちよ八千代やちよゆるぎなき、天津あまつ日嗣ひつぎおほきみは、とよあしはら中津なかつくに瑞穂みづほくにおほと、あらはれましてあめした四方よもくにぐにくまもなく、ことむけやは御恵みめぐみの、つゆ御玉みたまうるほひし、日本やまと御国みくにたみくさは、あがおほきみしろしめす、おほ神業みわざにあななひて、内外うちとくにたすき、かみよさしのかんわざを、たならにいやひろに、つく日本やまとかみ

りゅうきゅう)につづくたいわん澎湖ぼうことう御国みくにとほきこのしまに、こころくば日本人やまとびととつくにたまのここかしこ、くにまがおほくして、主人あるじ留守るす間鍋まなべたき、はしらくづすカミばかり、ヤンキーモンキーさわぐとも、あめリカをふせよしなし。

ぬさりて川辺かはべいのりつつ、このどろすすがむと、明治めいじの二十五年より、すぐなるはりけず、かはわうこいのツレくも、ふな諸魚もろなくずのみぞ、かみめぐみいとながく、つりろしたるひとすぢの、まことみづたましひが、かかりたまひし益良夫ますらをの、御魂みたま男子なんし女子にょしたいこうぼうたいもうも、西せいはくぶんのう見出みいだされ、くにをさめしふるごとの、いまあたきたそらひかかがやわたるなる、かみおほはしいやふとく、かけしりのたふとけれ。

るいらんあやふきくにりて、はざりしことくにの、こくしゅくらおろされて、なつなほさむ西の、荒野あれのはて退らはれし、スラブ王家おうけあはれさは、くもなみだたねなれど、わがかみくにむかひし、支那しなもスラブもてんめいの、のがれぬみち覚悟かくごせよ、つづいてつカラのくにかみ御国みくにあだす、むくいはいまくるまりて奈落ならくおちぶれの、惡魔あくまかみあはれなる。

をに大蛇をろちおほかみよりもおそろしき、ことくにたままがわざは、ぃとみつをばふくみつつ、しりけんはちごとおほづつ小砲こづつつはものを、のこらず反古ほごかみし、しりあなまで見済みすまして、ときとき火車ひぐるまを、御国みくにそらとどろかし、かすらんと曲津まがつかみたくみはにもけれども、日本やまとくにむかしより、神の御幸みさちのつよくにひとさんるとても、神の身魂みたまとこしへに、つづ常磐ときはかみくにぞ、ことくにたますえと、さだまりしかくりよの、かみ経綸しぐみしらひとの、をはりこそあはれなりけれ。

綿わた津見つみかみ宮位みやゐしづまりし、たまよりひめあらはれて、あや高天たかまのぼし、御供みともかみかずおほく、つどましてこのたびの、神世かみよ経綸しぐみたすけむと、きんりうかいしまじまに、いまひそみてときかぜまつ神代かみよまでは、水分みくりかみひこいはほかみないふるの、あらあらしくもれのかみ一度いちどひらたつかみの、雄猛おたけいやたけく、あめつち四方よもくにぐにも、うみやまかはいきものも、ふるおののききて、まなこはなみみくちも、なにせんかたなくこえも、とどろわたすめかみの、言葉ことばたまかぎく、わたときえらまれし、日本心やまとごころ身魂みたまのみ、つぎ神代かみよ御柱みはしらと、栄誉ほまれとものこるなり。

かくりうつツのをもおしべて、天津あまつ御祖みおやおほかみの、さしたまひしそのままの、きよ神代かみよ御政みまつりに、かえさむとあづさゆみいはをほす敏心とごころの、日本心やまとごころいやかたき、矢竹やたけごころかしこくも、うしとらすめかみが、下津したつ岩根いはねあらはれて、みだれたるたださむと、つきさまねくひとすぢに、まことみちあかしつつ、いそしみたまかむながらかみ出口でぐちいさましさ。

でし守護まもり神等がみらはなたかく、雲井くもゐそらはびこりて、天津あまつ日影ひかげ御光みひかりを、つつみかくしてあしはらの、中津なかつ御国みくにくもらせつ、しもくにたみくるしみを、余所よそながめてれのの、しがくばかりにらず、月日つきひおく曲津日まがつひは、ちてあきの、はてあはれにも、けおきしたみくさの、あしふまれてどろまぶれ、どろうみかためたる、くに御祖みおやおほかみの、御袖みそですがなげくとも、かみ審判さばきあきらけく、つみかくるるスキもなき、ひとはてこそあはれなれ。

よりなき、ひとびと便たよるより、かみ御教みのりにたよりなば、斯世このよなかおそるべき、ものひとつもあらみたま、神のちからいさましく、たのしくわた和田わだはらへだとほとつくにの、はてしもらにくとても、天津あまつ日影ひかげかぎり、やすまもらせたまひつつ、みたまのふゆさちはひて、くにほまれともろともに、のこいさをし千代ちよ八千代やちよ万代よろづよまでひのもとの、御魂みたまらせ日本やまとます

がふくにいくさつよくとも、こころれていつツ、いつか勝負しょうぶはてく、ちからすでにイングリス、とどめあめリカの、フランスあと地固じかための、のぞみもつきてカイゼルの、甲斐かひなきをはをはり、かねひゃうろうてて、かたみほぞみながら、りずまにきをヘ、ものうばはんと、いのちかぎりにきたる、そのときこそはおもしろき、ここ仁義じんぎかみくにとよあしはらあしけ、ららかしいきを、ちて惡魔あくまうちたやし、世界せかいひとつにまもり、祭政一致かみよながら神政みまつりを、天地てんちともたのしまむ。

しもりのやまりしの、かみみことかしこくも、あや高天たかまのぼりまし、くに仇為あだなおに大蛇をろち天津あまつ醜女しこめ曲津靈まがつひを、つかつるぎちて、たてをちこちの、やまごとなびけ、かはごとはらひ、はらひきよめて四方よもくにくさ片葉かきはいたまですくたすけてうしとらの、すめおほかみもろともに、あま岩戸いはとをば、けてたきうまはるあめふちこまさかぎの、しこたまちもく、退やらひに退やらひてくさなぎの、こころつるぎすめかみに、そなまつりて瑞穂みづほくにみづ御魂みたまうるはしき、勲功いさおたつうまとしひつじさるなるすめかみの、ただえをとりあきそらにしきりなす紅葉もみぢはの、あかこころあらはれて、おにさへいぬあめしたをさまる御代みよこのかみの、にしへよりの勲功いさをぞと、あおひとぐさあおを、まつうめとのはなおほもと

きもも、かくれてえぬむらくもの、なかにもかみめぐみあり、ひとおに大蛇をろち地震じしん雷鳴かみなりあめも、すこしもぢぬまさびとは、をのこをみなわかく、かみまもりしひとぞかし。マサカのときつえり、ちからるはうべなひの、とくよりほかなにし。かみ御子みこなるひとは、かみまことおやし、こころかぎかぎり、つかまつりてあめつちの、ももたけびもうらやすく、しのしのぎてまつの、ひとかがみなるかみの、とどろきわたたかを、千代ちよつたえてかみくにの、くに真柱みはしらかため、勲功いさほてよ萬代よろづよに。

くにおち霊魂みたますくはむと、いづ御魂みたまおほ御神みかみみづ御魂みたまもろともに、あや高天たかまあらはれて、りうぐうやかたわたに、救世ぐせいふねうかべつつ、たせたまへどたまの、やみまよヘるひとぐさは、つくしまあらしほの、しほ八百路やほぢ八鹽路やしほぢの、なみただよいまよひつつ、おき彼方あなたくを、すくひのふねさおさして、ベどさけベどぬいの、なみのまにまにかくれつつ、うみ藻屑もくずなるなだあやふきうず近寄ちかよりて、行衛ゆくゑなみそこくにながくこそかなしけれ。

なにくやはなふゆごもり、いま春邊はるべさきにほふ。あがおほかみことたまの、わたりますたつはるたか大和やまとの、畝火うねびやままゐのぼり、四方よもくにぐにはるかし、蜻蛉あきつなめせるかもと、らせたまひしかんやまといはきみいつきたる、いとかしこき橿かしはらの、うづあら殿ふしおがみ、すめら御国みくにさちはひを、赤心まごころめていのりけり。

うそくの我身わがみこがしてやみを、てらすはかみ御心みこころぞ。神につかへしともがらは、ため人の為ならば、いへをもをもかへりみず、ひとそしりもふちこまの、みみ東風こち心地ここちして、世人よびとためつくさむと、あさゆうなに命毛いのちげの、ふでして千早ちはやふるかみ御教みのりたまふ、をしへ御親みおやいさをしは、たかあまはらあらはれて、四方よもたみくさなびけつつ、かみ出口でぐちみちびらき、ひろ斯世このよたからぞと、てんかみくにかみよろこいさたまふ、にしきはたけれ。

かしよりはなだか吉野よしのやま八幡やはたやまおくふかく、までかくされし、おとひめ殿どの御宝みたからの、在所ありかたずねてうごかぬ御代みよおほもとの、千歳ちとせまつかみが、つる殿どのぎみしたがひて、えぬざくら日本心やまとごころ大丈夫ますらをが、高天原をたちいでて、をり吉野よしのかはいちに、いちかしいもやま、吉野のかはへだつれど、まことごころへだてなき、浅野あさのとよもとまき村野むらの梅田うめだあきおか出口でぐち星田ほしだかなたにの、きよ身魂みたまは吉野川、ながれにひてのぼりゆく、みちやまぶきの、ひとはなかされて、神のおしへのかしこくも、はやかしはらつきにけり。雲井くもゐそらかみびとと、ひなにそだちししづが、深山みやまおくきて、けわしきやま辿たどりつゝ、御国みくにため赤心まごころを、つくすも神のあはせ、黄金こがねやまおくふかき、神の経綸しぐみしらくもの、はなの吉野のみづきよく、をさまるいしづゑを、かためたるつるかめすゑながく、ひらたのしみに、まつまのながまなづるくび


いろは歌(其の一)下(うゐのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせす)


テーマ : 心に響く言葉・メッセージ
ジャンル : 心と身体

プロフィール

真善美愛

Author:真善美愛
真善美愛まことと申します。東日本大震災の後、上野公園さんの『神言会-大本教神諭解説』に出会い、ぐちなお開祖・さぶろう聖師を通じてうしとら〔 艮 〕こんじんくにとこたちのみこと様に導かれます。それ以降、天の御先祖様(万軍の主、創造神)のお役に立ちたいと、良心神(個々の魂に宿る天帝の分魂、天照皇大御神)を奉じて活動しています。

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