出口澄「大苦難の乗りきれ-みろく殿の建設を」

○出口すみ子「大苦難の乗りきれ-みろく殿の建設を」(教示集-昭和25年8月25日、瑞生大祭)

 私が今年みておるところの実地の話をさしてもらいます。
 今年は変性男子さま(出口直開祖)と変性女子さま(王仁三郎聖師)が御揃いになった年だということを固く私は信じているのです。御開祖様は旧の3日が御昇天です。聖師様は新の19日に御昇天でした。この旧の3日の御開祖様の日と新の19日の聖師様の御昇天の日が初まりからピタッと合っておりました、その次の月もそう、そのまた次の月もやはり同じく合っておりました。不思議に三べんも揃っておったのです。とにかくこれは新旧の神が揃うた、天地が相揃うたことになるのでございます。今年はそういうことになっているのでございます。
 今ではありませんが、以前綾部には西と東にお宮さんが建っておりました。旧の7月6日から一週間の間、天地の神様が御集合なすって、世界の規則をお定めなさる行事が一週間続くのです。毎年ずっとやっておるのですが、聖様の御誕生日が大神様の御集合日のお日柄になるのです。聖師様の御誕生のお日柄と大神様の御集合が一緒になってしもうたのです。そんなことは何でもないことだと信仰のない人から言えばアホウなことを言うと言われるでしょうが、私たちはこういうことが有り難いのです。

 私は18の時聖師様と結婚したのですが、2、3年は神様のお仲がよかったけれど、三年ほどたつと神界の争いがはげしくなって、世界の戦(いくさ)が大本に出て、御開祖と聖師さまは非常に仲が悪かった。人間から言うたら仲が悪いということになりますが――。私はその中に立って非常に苦しんだものです。ところが聖師様と御開祖様の御昇天のお日柄がピタッと揃ったということは、変性男子さまと変性女子さまが神界において非常に仲良くなられ「ご苦労さんでございました」「ご苦労やったな」(現代注:神界的には、王仁三郎聖師が旦那さん、直開祖が奥さんである)と言うて、ニコニコしてお話をされ、世界のお仕組に仲良くかかっておられると思うのです。神界で見ればそうなっておる、聖師様が御昇天になってから私にはちょいちょい分かるのです。教祖と聖師さんと仲良う座って「おすみや、御苦労やの」「おすみ、御苦労やがしっかりやってくれ」と言うとってです。私は始終見とるのです。

 そういう神界のことは色々ありますけれど、言うてみても目に見えんことであって皆さんにはわかりませんことですが、この間もこういうことがありました。
 私のうちにおった娘が結婚して子供を五人も持って非常に苦労しておる人があります。その子が夢を見た話にこう言うのです。聖師様が現れて「お前を今まで守ってきたけれどこれから先、お前にかかっておれんで、ひとりで歩けよ」と言われた。私ごとき者に引きそうて守護してくださったかと思うと、有り難うて、有り難うてかないません、と泣いておったそうです。そうしたら教祖様が十二単衣を着て立派なお姿でお床に座っておられる、そしてピカッと光ったというのです。その子は教祖様のお姿を見た事のない人なんです。教祖さんが立派なお姿で現れてその子に見せたということは、教祖は本当に一代苦労なすった、その苦労の徳によって神界でこれだけのお姿をさしていただいておる、お前も御苦労じゃけれど、子供も大勢あるけれどここで忍ばなんだら落ちてしまうんだ、立派に忍んだなら結構な世界に行けるのだ、ということを教祖がその子に見せてやんなさったのやと、こんなふうにお蔭を頂いておるのです。
 とにかく今の世は末法の世で、いろいろと苦しいことも多いが、みろくの、次の世が来たら本当に警察もいらん、反対する者もなく欺す者もなく、本当の世界、みろくの世が来るのだから、この大峠をどんなに辛抱してでも乗り越えたら、ついに結構が来るんじゃから、来るんじゃない、我々がつくるんじゃ、こういう具合にお蔭を頂いております。
 それでどうしてもここに宮を建てたいのや、これはみんなしてたとえ十年ずつでも誠の者がさしていただいたらできるのや、そのつもりでたんと働いて始末して、ためておくんなはれや、頼みます。
 聖師様が三十年も昔、本宮山に和知川から水が上って金龍海は水晶の水になるといわれましたが、いよいよ和知川の水が金龍海に入って綾部の町の飲み水になるようになりました。金龍海は御存知の通り畑に池を掘った、神様が掘れと言われたので掘ったのですが、池を掘る時、綾部の町の者は聖師さまはよほど変わったお人や、水もないとこへ池を掘ってと笑うとった。今までの水はどうも濁りがあったので水晶の水がもらいたいと思っておったところが、今度和知川の水が何程でも金龍海に入られるようになりました。これはどえらい大きな雛型や、そう思っておりますのや。
 善い事も悪い事も大本の中を見てなされ、世界の大本は一足一足先を進んで次のみろくの世をつくって行く準備をしておるのです。次々と皆には御苦労じゃが、遠慮しておったり控え目に言うておったら、神の思惑たたんと神様が言うてんのや、人間心を捨ていと言うてんやさかい、今からどえらい忙しゅうなるがよろしゅう頼みます。御苦労やけど、こんな御用はできやせんよって、有り難いことやと感謝して頑張ってください。


テーマ : 心に響く言葉・メッセージ
ジャンル : 心と身体

プロフィール

真善美愛

Author:真善美愛
真善美愛まことと申します。東日本大震災の後、上野公園さんの『神言会-大本教神諭解説』に出会い、ぐちなお開祖・さぶろう聖師を通じてうしとら〔 艮 〕こんじんくにとこたちのみこと様に導かれます。それ以降、天の御先祖様(万軍の主、創造神)のお役に立ちたいと、良心神(個々の魂に宿る天帝の分魂、天照皇大御神)を奉じて活動しています。

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