出口澄「世界和合の機を織る」

○出口すみ子「世界和合の機を織る」(教示集-昭和23年9月)

(前略)
 これから先のことを考えると、心配でたまりません。世界がどうなるか、日本がどうなるか、それは、私たちが神様に示していただいた通りになると思うよりほかありませんが、その通りになっても大変なのです[注:世界の人民三分になるぞよ]。そこで私たちが早く改心して、神様のお心のままの人間になり、和合をして、世界中が一つになるよりほかありません。愛善苑[旧]が立派になり、よい型を出して、みんなによくなっていただく。そうしたら、大難が小難で終わり[現代注:大難は大規模天災…大地震や巨大噴火や大規模気候変動など、人智を越えたもの。小難は戦争や犯罪や原発事故など、人間の力で被害を極限できる]、お筆先では「神は一つ、世界の人民も一つ」とお示しになっていますが(※1)、これこそ和合の根本です。弥仙山では、和合によって世界の人民が救っていただけますようにと、心をこめてお祈りをしてまいりました。神様は大変なよろこびであったと拝することができたので、有り難く存じました。(中略)どうぞ「和合の機(はた)」が立派に織れるよう、しっかりねりあわせていただきたいと存じます。そして日本という機を、立派な、美しいものにしたいと思います。くれぐれもお頼み致します。それが神様のお心にかなうことだとわたくしは思います。

(※1)
大本神諭「明治25年旧正月…日」
 世界国々所々に、世の立替へを知らす神柱は、沢山現はれるぞよ。皆 艮金神 国常立尊(くにとこたちのみこと)の仕組で、世界へ知らして在るぞよ。大方行き渡りた時分に、綾部へ諸国の神、守護神を集めて、それぞれの御用を申付ける、尊い世の根の世の本の、龍門館の高天原(たかあまはら)であるから、何を致しても、綾部の大本の許しの無き事は、九分九厘で転覆(ひっくりかへ)るぞよ。皆 神の仕組であるから、我が我がと思ふて致しておるが、皆 艮の金神が、化かして使ふて居るのであるぞよ。この神は、独り手柄をして喜ぶ神で無いぞよ。大本の仕組の判る守護神でありたら、互に手を曳き合ふて、世の本の立替へ立直しを致すから、是までの心を入替へて、大本へ来て肝腎の事を聞いて、御用を勤めて下されよ。三千世界の神々様、守護神殿に気を附けますぞよ。谷々の小川の水も、大川へ末で一とつに成る仕組。綾部世の本、誠の神の住ひどころ。

大本神諭「明治35年旧4月3日」
 人民の身魂は、元は神の分身魂(わけみたま)であるから、磨けば良く成るなれど、今の曇りた人民は中々早速に研けんから、是だけが骨が折れるなれど、この大本の御用いたす身魂は多人数(おおぜい)は要らぬなれど、何程神が言ひ聞かしても、聞く人民が一寸も無いから、世界の物事が遅くなるのであるぞよ。何時まで同じ事を申して居りても、世が逆様になりて居るのであるから、良き事を申せば悪く見えるなり。悪い事を致しても、人を詐(たばか)りても、羽振良く致せば、今の時節は人から賞(ほめ)る時節であるから、心が合ひさうな事は無いなれど、是でも時節が参りたから、悪ではもう立ちては行かぬから、早く改心いたして誠の心になりて、日本の人民の行状を致さぬ事には、神は聞済み無き事になりたぞよ。日本も外国と同じ精神に成り切りてしまうて居るから、二度目の世の立替が始りたら、余り大きな取違ひで、門(かど)へも出られんやうに恥かしう成るから、改心するなら今の内であるぞよ。今に天地が覆りて来て、上が下になり、下が上に成りて、三千世界は一度に開く梅の花、梅の一輪の経綸の生き花が咲く時節が近よりたぞよ。

大本神諭「大正4年旧5月13日」
 これまでの世は仏事の世でありたから、天地の光も大変薄くなりて居りたなれど、皆時節で、何んな世も持ちて見ても、天地の世界であるから、枝の神や、渡りて来られん外国へ上げてある悪の霊魂では、この世は持ちては行けぬ。元のお骨折りの御恩といふ事を知らんと、こんな言訳出来んことになるから、利己主義(われよし)では世は立ちて行かんぞよ。天の根本の御先祖様の思いを致さずに、「地の先祖の行り方が、余り烈しい」と申して、徒党なされた初発の彌勒様の附きづきの守護神に、大きな目的がありた故に、太初から世がこう堕落(なる)ことがよく判りて居りて、世に落されるのもこれも時節である。元を吟味(ただ)せば元は一ツじゃ。こういふ世に致すのも、霊魂の性来で、力一杯気張て、これだけ、「悪じや、鬼じや、大蛇じや」と、いやがられたものでも、改心といふものは結構なものであるぞよ。

伊都能売神諭「大正8年1月25日(弐)」
 三千世界が一度に開く梅の花、艮の金神の世に成りたぞよ。神も仏事も人民も勇んで暮す世になるぞよ……と明治二十五年から知らして在るぞよ。それでこの大本は、外国のヤソの神の教(キリスト教)や、仏の教を悪く申されんぞよ。ヤソも仏も儒も其国々の国魂相応の教がさして在るので在るから、この大本は大本の教さえ致して居りたら外の宗教を毀(う)つと云ふ事は致されんぞよ。こう申すと又た鼻高が、艮の金神でさえも外国の教や、仏を悪るく申すで無いかと、理窟を申すで在ろうが、「外国の教」と神が申すのは、宗教やヤソ教の神の事では無い、物質主義金銀為本(あくのやりかた)の政治の事を申すので在るぞよ。誠の純粋(きっすい)の日本魂の人民には、外国の宗教は要らぬなれど、まだ其処(そこまで)まで身魂の研けて居らぬ、中と下との身魂の済度(さいど)には、無けねば成らぬ道具であるぞよ。外国の宗教と申しても元は天地の先祖の教であるから、日本の教の枝葉であるから、余り悪く申して枝葉を断(き)ると、幹が却つて発育(そだた)ぬから、神は元は一株であるから、それで是までの筆先に、「谷々の小川の水も大河へ、末で一つの海に入る経綸である」と申してあろうがな。神が一度申した事は、何時になりても毛筋も間違いは無いから、ここの処を十分に気を付けて、大本の御話を致さぬと、反対に揚げ足を取られて、愧(はづ)かしき事が出来いたすから、心得た上にも心得て居りてくだされよ。


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プロフィール

真善美愛

Author:真善美愛
真善美愛まことと申します。東日本大震災の後、上野公園さんの『神言会-大本教神諭解説』に出会い、ぐちなお開祖・さぶろう聖師を通じてうしとら〔 艮 〕こんじんくにとこたちのみこと様に導かれます。それ以降、天の御先祖様(万軍の主、創造神)のお役に立ちたいと、良心神(個々の魂に宿る天帝の分魂、天照皇大御神)を奉じて活動しています。

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