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出口澄「心にともした灯」

○出口すみ子「心にともした灯」(教示集、昭和22年12月8日、新生記念祭)

(前略)
 お話しをしながら、遠い昔のことを思い出しましたから申します。明治34年、開祖さんが弥仙山に入られた時のことです。脚絆をはき、わらじで、蓑傘という今時ではもう見られないほどの質素なお姿でした。皆と一緒に修行をされて、さあお帰りというとき、「神様が仰せられる、提灯をつけなされ」との御言葉でした。夜が明けてあかるくなった道筋を、いくつも提灯をともし、開祖さんのお供をした何百人もの人が行列をしていくのですから、あれなんやと、誰でもビックリして見送りました。世の中は闇である、灯をともせと、神様のおさとしを、ちゃんと正しく承知していられながら、人にわかるように、わざと形に出された。灯をともせ、灯をともさなんだら世界は明るくならんぞよと言われる御神意をひろめるために、教祖さん、聖師、それから私、みんなと一緒に長い苦労をしました。しかも、大正十年、昭和十年の嵐に逢いながら、とうとう灯を消さずに来ました。御神前の灯が吹き消されると、先生も、私も、それから皆さんも、心に点した灯を一層赤々とさせて、今日になりました。この灯で、三千年御辛抱をあそばした神様が、いよいよお出ましになる世の中の、大きな道を照らさねばなりません。
 いま、闇の世です。どちらを向いても暗黒(くらがり)の世の中、どうぞ皆さん心にともした灯をもっともっと明るくしてください。この灯に一人でも多くの人を照らしてあげて、日本を、世界を、明るい、楽しい、神様の御満足になる世の中にせねばなりません。

(中略)

 長い年月、世界を明るくするために灯をともす役目をし、嵐の中でもその灯を消すまいとした人達のなかで、今日の、あかあかと光りかがやくのを見ずに昇天した人達のことが、今こそ思われてなりません。それで、わたしが、わからせていただきましたところでは、人にはその人の因縁がある、昇天した者はそれだけの御役目であって、いまは神界で楽しい奉仕をさしていただいている、生き残った者は世の中での御用が残っているのだから、三千年の神界の御経綸がいよいよ成就する日に逢ったのだとおもい、一層の奉仕をいたすがよいと仰せられているように思いました。そこで愛善苑の会員たちは、何を頼んでも愛善苑の人達なら安心だと言われる者になってくださるようお頼みします。どんな悪の栄える世の中のように見えても、灯をともし、その灯に照らして、この道とおもう道をまっすぐにいけば神の国に辿りつくのです。どうぞ、この道へ、一人でも多くの人を導き入れてあげてほしいと思います。灯をともせと神様が仰られました。その灯を、ふりかざしたら、人も慕うて来るにきまっています。大本時代の、二度の弾圧で、わらすべ一筋の古参ぞという目にあいました。もし、開祖さんや先生が、神様のお言葉通りの灯をともしておらなんだら、本当にわらすべ一筋も残らなんだかも知れません。心にともした灯を神界にまで持っていった人、生き残って、いまもその灯をともしている人、そのまごころと、生命がけの一心が、今日の愛善苑[旧]とあらわれたのだと思います。
 
 ただ、しかし、神様のお示しも人の心によって、いろいろの取らせてもらい方があります。根は同じでも、あの人と、この人とでは取り方がちがう。そこで、自分の取り方だけが正しいと思うて人のことを色々言うのは間違いのもとです。いらぬことを言うよりも、先達になる人に、だまってついてゆくのも、神業成就への邪魔にならぬ致し方です。よく考えて、よい道を行き、神国の門に近づかねばなりません。その日が、その時が、近づいて、私たちがともした灯にあかるく照らし出されています。
 その、照らし出された世界、それはお立替がすみ、新しい建設の時代になっている世の中です。はじめに皆さんの力で、お普請が無事にできたことを申しましたが、あの力で、まごころで、今度は世界の普請にかかっていただかねばならんのですから、先達についていってくださいと申すわけです[現代注:出口なお開祖と出口王仁三郎聖師である]。どんなにものがわかっているにしても、めいめいが勝手に柱を立て、勝手に窓をつくりしたのでは、家にも、小屋にもなりません[現代注:嗚呼、第三次大本事件で瓦解した大本教の現状や如何に。]


テーマ : 心に響く言葉・メッセージ
ジャンル : 心と身体

プロフィール

真善美愛

Author:真善美愛
真善美愛まことと申します。東日本大震災の後、上野公園さんの『神言会-大本教神諭解説』に出会い、ぐちなお開祖・さぶろう聖師を通じてうしとら〔 艮 〕こんじんくにとこたちのみこと様に導かれます。それ以降、天の御先祖様(万軍の主、創造神)のお役に立ちたいと、良心神(個々の魂に宿る天帝の分魂、天照皇大御神)を奉じて活動しています。

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