『大本神諭』 大正七年旧2月26日

○大正七年旧二月廿六日(火の巻)

 天照皇大御神(みろくのおほかみ)様が天の御先祖様であるなれど、今迄は世が逆様になりて居りたゆえに、地の先祖までも、この世に無い同様にしてありたので、この世は薩張り永い間 暗黒界(やみよ)となりてありたのが、時節が参りて、日の出の守護になりたぞよ。到仁至愛神(みろくさま)は、善一つの、何んとも譬(たと)へるものも無い円満至真(まるいまこと)の、何処まで往(いっ)ても角(かど)の無い、世界の主師親三徳具足神(おつきさま)であるぞよ。

くにつみをや
海月くらげただよふ國を かたおさたまひし 常立とこたちの神』

 天ではミロク様なり、地の世界は大国常立尊が構はねば、外の御魂では、到底この乱れ切つた世を立直して、誠一つの神国にいたす事は出来ぬぞよ。大国常立尊は表面(うへ)から見れば悪に見えるから、悪神にしられて、除名(はぶか)れて、ここまではこの世にない神となりて、幽界(かげ)から守護をいたして居りたなれど、陰斗りの守護は、先へ行く事も後[跡]へ戻る事も出来ぬやうになりて居る、是までの世の持方を全然(さっぱり)替へるには、表面(おもて)になりて天晴れ活動(はたら)かねば、物事が成就いたさんのであるぞよ。

 綾部の大本は、世界の大元と成る大望な事を致す所であるから、書置にも、言置にも、歴史(しょもつ)にも無い事を、いろは四十八文字で世界中へ知せる尊い所であるから、今の人民は真実(ほんま)にいたさねど、言葉で申してあることも、筆先で書いてある事も、毛筋の違ひも無い事斗りであるから、疑念(うたがひ)を去つてしまうて、産児(うぶ)の心に持代へて、誠一つになりたならば、何んな事でも合点が行くやうになるぞよ。

 撞(つき)の大神様は、地の世界では足定満(だるま)様の霊魂の性来であるから、この足定満様の誠の心に成りたなれば、世界の事は、何事に依らず思ふやうに、箱さしたやうに、行き出すぞよ。

 国常立尊を丑寅へ押込めて、「鬼門の金神、悪神、祟り神」と申して、何一つ不調法も無い神に悪い名を附けて居りたが、世の元の国常立尊が世界の守護をいたさねば、お地(つち)から何一色(ひといろ)も産出(あがり)は致さぬぞよ。今の人民は何も知らずに、空斗(そらばか)りに眼を付けて、肝腎の脚下へは気が附かず、上(かみ)に登る事ばかり考えて居ると、薩張りスコタンになるぞよ。「この世の人民が大きな取違を致して居りた」と云ふ事が分る時節が参りたから、世の立替の先走りの教会に、段段と気が附いて来て改心するに近よりたから、早ふからこの大本へ立寄りて、神の話を聞いて居る役員は、確(しつか)りいたさんと、後の烏(からす)に追越されて恥かしい事が出来るから、永らく大本の中の役員に気を附けたなれど、何を言うても心の曇り切りたもの斗りが、集(よ)りて居りたのであるから、何程神が説いて聞かしても解りかけが出来ぬ、可哀[愛]相な身魂ばかりであるぞよ。自分の発根(ほつこん)の改心で無いと、誠一つの明白(ありやか)な神の道は、肉体心がチツトでも混りたら、何も判らぬやうになるぞよ。

 茲は世界の大本に成る尊(とほと)い神の経綸地(しぐみば)であるから、身魂の行(ぎょう)を致さねば、良い御用は到底出来ぬぞよ。早く良い御用を致して、世人(ひと)に見せたいやうな心では、誠の神業(こと)が出来んから、何でなり共、この神は行を命(さ)すぞよ。世に出て居れた守護神は、是までの行方が余り安楽(らく)に有り過ぎて、世界に大将無し同様に、我の一力で勝手気儘の仕放題、悪い事の行り放題で恐いもの無しに、奸智慧(わるぢえ)斗りが働いて、今の世界のこの有様。神はモウ黙つては居れん事になりたぞよ。

 今迄は、腹の中はドウデモ表面(うへ)ばかり立派で、悪い智慧がありたら何処までも上へ昇れたなれど、此後(このさき)は二度目の世の立替を致して、末代善一つで世を持ちて行く、天の規則が制定(きま)る時節が廻りて来たから、「何に付けても骨が折れる」と申して知してあるが、巌に松の動かぬ固い神世に成るのであるから、梅で開いて松で治める天地の先祖が、変化(ばけ)て世界の守護を陰で致して居りたなれど、モウ何時までも和光同塵(ばけ)ては居れんから、天地の先祖の神権(しんりき)を発動(あらは)して、善悪を速かに立別けて、日本の国は元の霊主体従(ひのもと)の大神の御血筋で、日本の国は混り無しの御魂で立て行く、昔からの経綸であるぞよ。是迄の世の持方や、神の法律を根本から立替てしまうて、守護神、人民の心の持方を、薩張り代えさしてしまはねば、今迄のやうな人民の行り方なり、贅沢三昧は、何うしても出来ぬやうに厳しく変るぞよ。今迄のやうな贅沢な生活方法(やりかた)では、世界中がモウ立行かんから、明治25年から筆先に出してある通りの心の持方を致して居らぬと、大変に困窮事(こまりごと)が出来するぞよ。

「二度目の世の立替は骨が折れる」と申してある通りに、何事も末代の経綸が定ま(きま)るのであるから、この先の世は巌に松の世となるから、梅で開いて松で治める天地の先祖が、ここまでは化けて守護を致して居りたなれど、モウ変化(ばけ)ては居れんから、二度目の天の岩戸開きを致して、善と悪との守護神を速かに立分けて、日本は元の霊主体従(ひのもと)の大神の血筋で、混ぜり無しの水晶の種で治める時節が廻りて来たから、是までの行り方、法律を薩張り革新(かえ)てしまうて、人民の心の底までも改革(かえ)てしまふから、今迄の如うな贅沢はチツトもなさんやうに厳しく成るぞよ。今のやうな世の持方では、世界中が立行かむぞよ。神の申す事を素直に聴いて、其行(おこなひ)を致す心の守護神に使はれて居る肉体は、ドンナ激甚大(えらい)大立替の中でも歓喜(うれし)く暮らされるなり。敵対心のある守護神に使はれて居る肉体は、人の眼から見てもよく判るから、神は猶更能く判るぞよ。綾部の大本へは、ドンナ身魂も引き寄せて、善と悪とを立別けて明白(ありやか)に見せるから、発根と改心をいたすやうに、初発から加賀美(かがみ)が出して有るぞよ。

テーマ : 心に響く言葉・メッセージ
ジャンル : 心と身体

プロフィール

真善美愛

Author:真善美愛
真善美愛まことと申します。東日本大震災の後、上野公園さんの『神言会-大本教神諭解説』に出会い、ぐちなお開祖・さぶろう聖師を通じてうしとら〔 艮 〕こんじんくにとこたちのみこと様に導かれます。それ以降、天の御先祖様(万軍の主、創造神)のお役に立ちたいと、良心神(個々の魂に宿る天帝の分魂、天照皇大御神)を奉じて活動しています。

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