『大本神諭』 大正6年10月16日

○大正6年10月16日(火の巻)

 二度目の世の立替の艮(とどめ)を制(さ)すのが、近う成りて来たぞよ。何も経綸通りに致すぞよ。西と東とに初発(しょっぱな)の御宮を建てて戴いて、元の昔へ世を戻す時節が参りて来たから、大神が揃うて元の神宮(みや)へ立帰りて、神代に立替るから、何事に付けても大望斗りであるぞよ。世の終(しまひ)のトドメと、世の始りとの境の筆先であるぞよ。余り大望な御用であるから、三体の大神が西と東の新宮(あらみや)に降り昇りを成されて、天からの御手伝いをなさる実地(せうまつ)が、歴々(ありあり)と出口直の眼には見えるぞよ。
 火の元も[の]天からであるぞよ。水は天の根本の世の元の御先祖様が、この世の元に拵え成されて、鉄の棒が針に成る所までの御苦労を遊ばし、この世には夫婦と云ふ事を拵えねば世が立ちて行かんから、泥海の中に御居でまして、何彼の経綸を成されて、初発に地の世界を創造なさるに、力になる御夫婦の霊魂から、何も彼もミロク様の御骨折であるぞよ。外に身魂は湧かしてありても、御力に成らん筋の違ふ身魂であるから、是だけ永らくの御苦労なされたのであるぞよ。
 ミロク様でも、地で御出生(おでけ)なされた御先祖様であるぞよ。力になさる天地を創造る御血筋を、夫婦揃えて置いて、天へ御上り遊ばすぞよ。天に御すまいの出来る如うに致して置いて、地の泥海を固め締めるには、龍宮の乙姫殿 一輪の御手伝で、天地を修理固成(つくりかため)た国常立尊とミロク様との、元からの動かぬ仕組であるから、何事も経綸通りに致すぞよ。余り世界の事が惨(えら)いことに成りて居るので、手も足も差出す事が出来ん如うに、真暗(まっくらが)りの世になりて居るから、立替を急激(いっさく)に致しても、後の立直しが中々大望であるが、立直しについては、御三体の大神様をモ一つ上へ御上りを願はねば成らぬ。それについては、何彼の仕組はしてあるから、天地の先祖の経綸通りに致すぞよ。
 今度の事は智慧や学では出来ん事であるから、何事も素直に致して御用を聞いて下さりたら、この世を自由に致す元の活神が、直々に致さな成らん時節が廻りて来たのであるから、是迄の行り方が一寸でも混りたら、後[跡]戻りを致して、仕組が違うたら、初発から仕直しを致さな成らん大本であるぞよ。何彼の時節が迫り来たから、日本の人民も、今迄の如うに自己の経営(しがく)斗り致して慾に迷うて居ると、俄に手の掌が覆へりて、往きも還りも出来ぬ如うに成り、世界へ顔出しが出来ぬ事が出来するぞよ。それで永らくの間筆先で、「改心、改心」と一点張りに気を附けたなれど、今の人民は、足元へ火が燃えて来て身体が焦げる所まで判らんから、神も助けやうが無いぞよ。

 金龍海[界]の神島に御宮を建てて下さりて、三体の大神様に御鎮りに成りて貰うて、結構であるなれど、モ一段上に上りて守護を致して、本宮山に御宮を建てて、三体の大神様が御鎮りに御成りなされたら、地の先祖が神島(一名大八洲 おおやしま)の御宮へ鎮りて、天のミロク様と地の先祖とが、末代の世を持ちて治めて行かねば、外の神魂(みたま)では、末代の世は続いては行かんこの世であるぞよ。
 時節と云ふものは結構なものの、恐いものでもあるぞよ。何事も時節には敵[叶]はんから、改心致して従ふ所へは従ふて行けば、何事も心配無しに安全(らく)に行け出すぞよ。是迄の行り方は体主霊従(あく)の世でありたから、悪の霊は全部(さっぱり)平げてしまうて、善一筋、誠一筋の世に致して、世界を一つに丸めて、神国の世に致すぞよ。今迄に悪神の頭目(かしら)が外国へ上りて居りたのを、日本の元の先祖が立分けて、日本の国は霊主体従(ひのもと)であるから、泥海の中に住居(すまひ)をして居る折からの悪神の目的は、ドエライ奸計(たくみ)を致して居るなれど、悪では末代の世が続きは致さんぞよ。今が善と悪との代り目の辛い所であるぞよ。悪の経綸で此先をモ一つ悪を強くして、この先の仕組を成就させる量見であれども、天地の先祖はドンナ事もよく知りて居るから、日本の国には水も漏さん経綸がしてあるから、悪の身魂が発根の改心を致さなならん事に成るぞよ。世に出て居れる守護神も、日本の国を、外国の四ツ足に自由自在に好き寸法(すっぽふ)に、好い弄物(おもちゃ)に為られて、天地の御先祖様へドウ申訳が立つか。ドウして御詫を致すぞよ。
 外国の悪神の頭目が、日本の○○先祖よりも一段上へ上りて、茲まで世界を自由に乱らした事が、我と我手に露見(あらはれ)てしまうて居るが、日本の国は洋○では世は立ちては行かんぞよ。今の日本の[天子が洋服を着て]沓[をはいて]日の本の大将が、何処と無く飛び歩行(あるい)ては、まだ世が治まる処へは行かんぞよ。根本の大神を日本の人民の○○○も一段下に致して居りて、○○十○○○斯世を拵えた天地の先祖を、○○○○○○一段下に落して、「天地の大神を、日本の地面に置いてやるのじや」と申して、大きな誤解(とりちがひ)を致して居るから、世の初発(はじまり)の事から、茲までして来た事から、悪い企みをして居る事から、茲まで四ツ足がして来た事から、「日本の国の神はドウでもよいもの」と申して、天の御先祖様を「ドウでもよいもの」と申して、皆の神が目論見て押込めて、天地の神の元を無い同様に致して居りたのを、何彼の時節が参りて来て、我と我身に正体を露はせてしまうて居る事から、何事も世の一切の事から、末代の事から行末の事まで、世界の始りのいろはから、変性男子と変性女子とに、人民では出来ん事をさせてあるから、明けては云はれず、言ふては行かず、変性男子の手で大国常立尊が、昔の根本の事からを書きおくから、是を説いて聞せるのが変性女子の身魂の役であるぞよ。変性男子は、昔から言ひ置にも書き置にも、形も影も無い事を言はしてあるから、人民は実地が出て来ねば、真[誠]に致さんのは無理は無けれども、余り疑念(うたがひ)が甚(ひど)いので、十年余り立替が遅くなりて、世界中の人民が皆、上から下まで苦しむのが永いから、神は埒能くいたすから、今の間(うち)に早く改心いたして下されよ。
 この先で永う立替にかかりて居りたら、向ふの国は、申してある如うな惨い事に成るし、日本の国も是だけに、明治25年から引続いて、何彼の事、一切の事を口と手とで知らして、今に気を附けて居るなれど、今に判らん守護神、何彼の時節が廻りて来てキリキリ舞を致すぞよ。茲まで落度の無い様に知らしてあるから、我の強い解らん守護神よ、後で不足を申さんやうに致されよ。不足ありたら自分(めんめ)を恨めるより仕様は無いぞよ。こう成りて来るから、永らく筆先で気が付けてあるのに、我の身体に火が附いて燃え上りて来んと、今の守護神は聞きは致さんから、悪い方へ引落されて、悪い鏡に成る守護神ばかりで気の毒なれど、何程に気を付けて知らしても、有つてしまはねば聞く身魂が無いから、茲までに天の先祖様と地の先祖が、「ドウゾ」と思うて、自己の血筋に厭な事を皆させて、見せてあるぞよ。真[誠]善一つの御道は、他(ひと)にキズは附けられんから、我血統(ひっぽう)に厭な事はさしてありたぞよ。今だに出口直の血族(ひっぽう)にさせて有るから、何事もよく出口直の血筋の所作柄を見て置いて改心を致さんと、我れ好しの行り方では……是迄は好きな如うにして行けたなれど、二度目の世の立替を致したら、全部行り方を代えてしまふから、今が境の正[性]念場であるから、是までの行り方はチツトも用ひられんやうに世が代りてしまうて、昔のいろはからの勉強を致さねば、学力ではモウ一寸も先へ行く事も、後へ戻る事も出来んやうになるから、何事も一度で聞く守護神に使はれて居らんと、使はれる肉体が気の毒が出来るから、この先は何彼の事が神の方は厳しくなるぞよ。人民は穏和(おだやか)になりて、是迄に思うて居りた事が、大きな間違でありた事が判りて来るぞよ。是迄は学力がありたなら上へ登れたなれど、学力は九分九厘で霊の利かんやうに仕組みて[で]あるから、時節には勝たれんから、いろはからの勉強を致さんと、今の学では真[誠]の事が判らんので世が渡れんぞよ。物質(ぶつ)と学との世の終わりと成りたぞよ。


テーマ : 心に響く言葉・メッセージ
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プロフィール

真善美愛

Author:真善美愛
真善美愛まことと申します。東日本大震災の後、上野公園さんの『神言会-大本教神諭解説』に出会い、ぐちなお開祖・さぶろう聖師を通じてうしとら〔 艮 〕こんじんくにとこたちのみこと様に導かれます。それ以降、天の御先祖様(万軍の主、創造神)のお役に立ちたいと、良心神(個々の魂に宿る天帝の分魂、天照皇大御神)を奉じて活動しています。

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