『大本神諭』 大正4年旧5月13日

○大正4年旧5月13日(火の巻)

 天の御三体の大神様が、これ迄は仏事の世に致さねば世が渡れん故に、神が菩薩となりて、日本の霊主体従国(ひのもと)も已[止]むを得ず、仏事の守護でありたから、根本(もと)は同一(ひとつ)であるなれど、種々(いろいろ)に変化(へんげ)て、各自(めんめ)の性来の事を力一杯気張りて、天の御三体の大神様の、お気障りの事ばかりを、皆神がして居りた。何彼の時節が参りて来て、世界中を神国の世に致す時節が参り来て、この二度目の世の立替のあるのを待ち焦れて、松の世に成りて来たぞよ。余り大事業(たいもう)な事であるから、三体の大神が下へ降りて、「手伝うてやらな成らん」と申して、畏れ多くも天照皇大神宮(てんせうこうだいじんぐう)殿が、直(なお)に御憑りにお成りになりて、御言葉を戴いて居るであらうがナ。時節が何も参りて来て居るなり。守護神に判らんから、人民には何も判らず。時節は皆出現居るなり。天の大神様が大変な御心配を遊ばすなれど、闇の世に成りて居るので、盲者(めくら)聾者(つんぼ)と同じ事で、何結構を書いて見せても、言葉で言はしても、聴く人民も、守護神も無かりたなれど、これから天の御三体の大神様が、地の世界へ結構な神力を授けなさる、直接(しき)の御守護遊ばして、世界には昔から無かりた事が、綾部の陸の龍宮館の元の宮から出来るから、今の世の中に汚い心を放り出してしまふて、水晶の心に持ち替へて居らんと、醜しき心の守護神に使はれて居る肉体は、綾部の大本の元の御用は出来ぬ。日本の霊主体従へ、世を捩じ直すのには、天地の根本の生粋の大和魂の親神様の御手伝が、この先はあるから、日本の元からの仕組通りに致して、善一つの道で、天と地との大神様が御揃になりて、西と東に大神のお宮を建てて、天からは三体の大神様が地の世界も構ひ、大国常立尊が天も構ひ、地の世界は申すに及ばず、天へも上りて降昇(おりあがり)致して、日本の元の天地の光を向後(このさき)は出すから、「神は痛(つら)うなる」といふ事が、お筆先で気がつけてあらうがナ。
 これまでの世は仏事の世でありたから、天地の光も大変薄くなりて居りたなれど、皆時節で、何んな世も持ちて見ても、天地の世界であるから、枝の神や、渡りて来られん外国へ上げてある悪の霊魂では、この世は持ちては行けぬ。元のお骨折りの御恩といふ事を知らんと、こんな言訳出来んことになるから、利己主義(われよし)では世は立ちて行かんぞよ。天の根本の御先祖様の思(おもひ)を致さずに、「地の先祖の行り方が、余り烈しい」と申して、徒党なされた初発の彌勒様の附き附(づ)きの守護神に、大きな目的がありた故に、太初から世がこう堕落(なる)ことがよく判りて居りて、世に落されるのもこれも時節である。元を吟味(ただ)せば元は一ツじゃ。こういふ世に致すのも、霊魂の性来で、力一杯気張て、これだけ、「悪じや、鬼じや、大蛇(おろち)じや」と、いやがられたものでも、改心といふものは結構なものであるぞよ。改心致して精神(こころ)を持ち直せば、乙姫様のあの怖い御姿を、この度は尚(な)ほ顔が見度(みた)うてならんやうになりて、この頃は結構な御姿を……。昔の元の正真(せうまつ)の水晶の御姿を、日々に拝まして貰うて、実地のことの判る世が参りて来たぞよ。今の学者は大きな取違をして居るぞよ。実地の神を無い事に致して居りたが、実地をして見せてやるぞよ。


テーマ : 心に響く言葉・メッセージ
ジャンル : 心と身体

プロフィール

真善美愛

Author:真善美愛
真善美愛まことと申します。東日本大震災の後、上野公園さんの『神言会-大本教神諭解説』に出会い、ぐちなお開祖・さぶろう聖師を通じてうしとら〔 艮 〕こんじんくにとこたちのみこと様に導かれます。それ以降、天の御先祖様(万軍の主、創造神)のお役に立ちたいと、良心神(個々の魂に宿る天帝の分魂、天照皇大御神)を奉じて活動しています。

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