『大本神諭』 大正4年旧4月6日

○大正4年旧4月6日(火の巻)
 
 国常立尊が艮(うしとら)へ押籠られて居りたから、丑寅(うしとら)の金神と名を変へられたのであるぞよ。地の世界の元の先祖の国常立尊と、変性男子の身魂が現はれて来ぬと、至仁至愛神(みろくさま)の御出現(おでまし)は無いのであるぞよ。ミロク様が御出現におなり成されて(※1)、変性女子が現はれたなら、世界は一度に動くぞよ。何事も一度に世界中の事が判りて来て、何を申さいでも、一度に開く梅の花、梅と松とで二度目の天の岩戸を開くぞよ。昔から言ひ置にも、書き置にも、書物にも無い事実(こと)を、手本無しに書き放題に、根本の事から書いて知らした事が、皆世界から出てくるのであるから、余程身魂の研けた人民で無いと、判りかけが致さんぞよ。
 今迄は暗黒(やみくも)の世で、神の白(まお)す事は何事も、人民には判らなんだなれど、天地のビツクリ箱が開くから、モウ判るのが速いぞよ。判りた守護神は自己(われ)の事どころか、こんな惨い事に日本の国を致したのは、身魂の性来が元から悪でありたから、「性来だけの事より出来なんだのじや」と云ふ事が、自己に判りて改心を致すなれど、判らん守護神となると、未だ未だ是から上る事斗りを企らみて、中々の苦労を致すなれど、モウ時節が参りたから、思はくは立たんぞよ。茲まで日本の国の身魂を外国へ抜き取りて、モツト悪を栄えさして、「『末代悪で此儘(このなり)で行(や)りて行(いか)う』との精神である」と申して、筆先で毎度知らしてあるが、艮(とどめ)と成りて悪の守護神が自分の口から白状いたして、善の方へ慟愧(はじ)を晒して、御詫びに参りて来て、「是迄の悪を改心して善に立帰り、力一杯善の為に活動(はたら)きますから、天地の御先祖様に御詫を致して、赦して下され」と申して、艮の金神の許(もと)へ参りて、キリキリ舞を致す如うに成りて来るぞよ。「いつ迄もこの世は悪では立ちては行かんから、一時も早く善へ立帰らんと、物事が遅くなる」と申して、キリキリ舞をして、自己の系族(ひっぽう)へ改心をさせに廻りて居るぞよ。モ一つの極悪の大将が吃驚を致して、「是は大きな取違ひでありた」と気が附いて来ると、腰が抜けてしまうて、早速には脚も立たず、顎が外れて物は言へず、「『斯世に無い』と思うて居りた日の本の先祖が、そんな経綸がしてありたか」と呆れて、逆立に成りて、足が上へ上りて、手でヌタクリて、苦しむ時節が参りて来たぞよ。
 何を申さいでも時節が廻るから、時節を待ちて喜こばれて、返報がやしは出来るから、人民に「何事も時節を待て」と、毎度筆先で知らして居るなれど、人民はすぐ返報がやしを致さうとするから、仕損ないが出来るのであるぞよ。人民の肉体の生命はチツトの間であるから、霊魂の因縁性来が判らんから、大変に思ひが違ふのであるぞよ。人民と申すものは、現世(このよ)だけの事ほか判りて居らんから、「今度の二度目の世の立替は大望」と申すのであるぞよ。人民は我一代の事より判らんから、気が忙(せつ)ろしいて、寿命も短かう成つてしまふのじやぞよ。天地の御恩は何れだけ深いものと云ふ事が、解りて居らんから、我の肉体の事より、霊魂の因縁性来が皆目(かいもく)解らんぞよ。誠の日本魂に立帰りたら、何も明白(ありやか)に判る筈であれども、解らんのは矢張り外国魂に化り切りて居るからであるぞよ。世界の守護神や人民に、「天地の御恩は何程(なんぼ)深いか知れん」と云ふ事が判りて居りたら、今迄に神も是だけの苦労艱難は致さいでも好かりたなれど……是まで世を乱した事も、是から世を立直すのも、皆身魂の因縁性来の業(わざ)であるから、「斯う云ふ身魂は斯う云ふ事が出来る」と云ふ事を、末代後の世継いたす身魂に、書き残しておくから……。

 綾部の大元は未だ地拵へであるから、今では皆が御苦労であるなれど、世界の大本に成る尊い所であるぞよ。今申しても未だ人民は真実(まこと)に信仰(いたし)はせんから、後の為に筆先に書遺しておくぞよ。モウ判るに近くなりたぞよ。天の御先祖様の直(じき)の御血筋の性来と、地の先祖の血筋との性来が、日本の霊主体従の根本の日本魂であるから、煮ても、焼いても、たたき潰しても、引裂きに来ても、外(ほか)の身魂の手には合はんなれど、「時節には神も敵[叶]はんぞよ」と申して、筆先に出してありたが、何彼の時節が参りて来たから、露国の先祖が経綸て居る事が破裂してしまふて、国が立たんやうに成るぞよ。露国の先祖の悪神が又外国(独逸 ドイツ)へ渡りて、ドエライ仕組を致して居れども、悪の世はモウ済みたから、ジリジリ悶へを致して、往生致さなならん様に成りて来るぞよ。

(※1)
○「現はれかけたミロク様」 玉鏡(昭8/10)
 今やミロクの大神様は地平線上に現はれ給うて、早や肩のあたり迄を出されて居るのである。腕のあたり迄お出ましにならねば、本当のお働きは出来ぬのである。腕は力の象徴である。


テーマ : 心に響く言葉・メッセージ
ジャンル : 心と身体

プロフィール

真善美愛

Author:真善美愛
真善美愛まことと申します。東日本大震災の後、上野公園さんの『神言会-大本教神諭解説』に出会い、ぐちなお開祖・さぶろう聖師を通じてうしとら〔 艮 〕こんじんくにとこたちのみこと様に導かれます。それ以降、天の御先祖様(万軍の主、創造神)のお役に立ちたいと、良心神(個々の魂に宿る天帝の分魂、天照皇大御神)を奉じて活動しています。

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