『大本神諭』 大正3年旧7月14日

○大正3年旧7月14日(火の巻)

 ……三千世界の引ツくりかへりて居るのを、元へ捻じなほす世が参りたから、神の方は、大変何彼の事が厳しくなるから、向後(このさき)は日の出の守護となるから、従来(これまで)のやうな心で居りたら、生神の守護の世は、何彼が気遣になりて来るぞよ。沓島、冠島へ落ちて居りた生神は、ドンな行もして来たし、さしてもあるぞよ。艮へ落されて居りた元の国常立尊に、「三千世界の世を、彌勒(みろく)の世に擁護(かま)へ」と天の御命令を戴いての、今の御用であるぞよ。従来の世の行りかたは、些ツとも致さんから、大変立替が延びて居るから、何所から何が破裂致すやら、知れんやうに成りて居るから、日本の人民よ、腹帯を確乎(しっかり)と緊めて居らんと、ビツクリ致すことが出て来るぞよ。
 善悪の鏡の出る大本であるから、初発からドンな鏡も出して見せてあるから、悪るい計策(たくみ)を起して、恐い処へ連れて行かれて、鏡に成りて居る人もあるし、慢心いたして、悪い加賀美(かがみ)に成りて居る人もあるぞよ。出口直を度々気を注けに遣りても、聞かずに苦悩(くるし)みて居る家もあるぞよ。神の申す事を敵対うて、自己の力で成就(なり)たやうに思ふて居るが、此方が庇護(かまう)てやらんと、自己(われ)の守護神の力だけでは、今後(このさき)はチツとも何事(なに)も成就(でけ)んやうに世が変るぞよ。そんな事に気の附く人民はチツトも無いから、暗の世と申すので、自己の真価(こと)が自己に了解(わかる)まいがナ。是までは悪魔外道ノ時代(まぼのよ)でありたから、地上(ち)の世界に大将の無い世でありたから、人民の守護神が、我一力で行けたなれど、この先は神力でないと、世は納まらぬぞよ。此方は一度宣言(まお)した事は、違えられんなり。方便(うそ)といふ事は一言も申されず、請合ふた事は何所までも実行(いたさ)な成らず、上下(かみしも)揃うての神政霊治(やりかた)であるから、八百万(やほよろず)の神様が、「この施政方針(やりかた)では日々が苦痛(つらい)」と衆議決定(まおし)て、「この鬼門の神を大将に致すんらよう勤めん」と、揃ふて天の御先祖様へ、上奏弾劾[効](おねがひ)をなされたので、止むを得ず大勢の申す事を採用(もちひ)なされて、御先祖の御神勅(ごめいれい)で、艮へ押込まれたのでありたぞよ。天地混沌未剖群類未発(このよがどろうみ)の折の神業(こと)から、末代の事までも書かすために、変性男子の身魂には、永い間の苦労がさして有りて、何かの機運(じせつ)が廻りて来たから、筆先に警告(しら)してある事が、一度に実現(でて)くるぞよ。
 何処も恨める所が無いぞよ。一度に開く梅の花、世が代りて、昔からこの世に無い事が、綾部の大本の陸の龍宮館の本の宮に、天が地に化りて結構が出来るから、皆改心を致して、小精神(こころ)を煉磨(みがい)て居らんと辛い事に成るから、ここに成るまでに、「皆が揃ふて神の御用が出来るやうに成りて居りて呉れい」と申して、茲まで知らしたなれど、出口直をあまり惨う落して、昔から無い大層な御用がさしてあるから、誰も皆大きな誤解(とりひがひ)を致して、今に「隣り知らず」と云ふやうな、惨い事であるぞよ。それも神の都合のある事ぞよ。如斯(こう)して解らぬやうに致して置かねば、こんな神業を早く明示(しら)したら、慾な人民が寄て集つて無茶苦茶に致して、直(なお)も間に合はんやうな失敗(こと)が出来るから、この世には無い所まで落して、御用を奉行(さし)てありたぞよ。今度の事は世に落て居て貰はんと、神が世に落て居ての経綸であるから、初発に直に、「糞糠(くそかす)よりも降下(おち)て居て呉い」と申して置いたが、神の申すやうにしてくれた御蔭で、神界の経綸は一切(なにも)成就[上十]致したから、何人(たれ)が出て来ても、爪も立たんやうに成りたぞよ。如何な大困難事(たいもう)でも、誠さへ有りたら貫徹遂行(つらぬけ)るぞよ。


テーマ : 心に響く言葉・メッセージ
ジャンル : 心と身体

プロフィール

真善美愛

Author:真善美愛
真善美愛まことと申します。東日本大震災の後、上野公園さんの『神言会-大本教神諭解説』に出会い、ぐちなお開祖・さぶろう聖師を通じてうしとら〔 艮 〕こんじんくにとこたちのみこと様に導かれます。それ以降、天の御先祖様(万軍の主、創造神)のお役に立ちたいと、良心神(個々の魂に宿る天帝の分魂、天照皇大御神)を奉じて活動しています。

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