『大本神諭』 明治43年旧8月7日

○明治43年旧8月7日(火の巻)

 うしとらこんじんくにとこたちのみこと出口でぐちかみあっ世界せかいあらはれるぞよ。「今度こんど二度目にどめたてかへは、れるほうしゅごうじんでは出来できことである」とまをしてあるぞよ。二度目のたてかへいたすには、もとの世界をこしらへむかしから、にくたいそのままいきがみの国常立尊〔 くにとこたち御言みこと 〕の経綸しぐみいと、天下てんかたいへいおさめて、まつだい神政つづかせること出来できんぞよ。たいもうな事は、じんみんでは何時いつまでほねりても出来でき大業ことであるから、何程なんぼ智慧ちゑがくる人民でも、とうていじょうじゅいたさんぞよ。

 二度目の世のたてかへは、さらツにこしらへるよりもたいもうであるぞよ。今度こんどの立替につい御手伝おてつだひのあるのは、りゅうぐうの乙姫〔 おと 〕殿が、出口でぐち [ せいきち ] かみひきふて、たいもう御経綸補助ごようさるのであるぞよ。くにとこたちのみことの今度の経綸しぐみのチカラにりてくださるぞよ。出口でぐちなおと出口 [ せいきち ] とが、人民界では真正まことちからであるから、この二人ふたりだまいとあはんのであるぞよ(※1)いきがみの中では、りゅうぐうおとひめ〔 音秘女 〕殿が女体にょたいであれども、国常立尊のかたうでりてはたらいてくださるのであるぞよ。人民のもっきんぎんぐらゐでは、今度の二度目にどめたてかへじょうじゅいたさんぞよ。龍宮の乙姫〔 〕殿のおん宝物たからは、出口なおと出口〔 せいきち 〕殿のおん尽力かげによりて、もとの国常立尊がうけとりて、自由じゆう修理いたす時節じせつまゐりてたぞよ。よろずこんじん殿のたからも、国常立尊がうけとりて、さんぜん世界せかいおほかみりて、三千世界をますかけひきならして、まつだい口舌くぜつやうに、二度目のの立替をいたして、すいしゃう神政おさめなならん、たいもう御役おやくであるぞよ。
 三千世界をひとツにまるめて、世界せかいおほかみりておさめんと、じんみんおうを七王も八王もこしらへてくと、世界の小言こごとえはいたさんぞよ。何時いつになりても○○のおうおさめていたならば、天下てんかたいへいおさまるとこといから、今度の神界かみ御用ごよう奉勤いたすのは、もときっすい日本魂やまとだましひ直系じきおん神胤たねことには、つとあがりはいたさんぞよ。「かみ世界せかい自由じゆういたす」とまをすのは、世界中のなにうずもり物〔 ものいっさいを、綾部あやべあげりゅうぐうやかたたかあまはらひきせて、三千世界のたからくらべをいたすぞよ。出口でぐちもとおほしまいりぐち(※2)むかしもとあげりゅうぐうやかたは、もといきがみたちかえりて住居すまゐいたみや屋敷やしきであるから、明治二十五年から出口でぐちなおかかしてあるふでさきどほりに、毛筋けすじちがひはいたさんから、しんぐうほんぐうもと 〕の屋敷やしきへ、太古もといきがみみなそろふてたちかへりてるなれど、このむらは……。

 何彼なにかこと接近ちかりてるから、たてかへを致したら、あとたてなほしかからならんから、てんさんたいおほがみいちおんみやたてまして、てんとがそろふたら、かみてんなり、世界せかいしもであるから、かみしもとがそろふたおんれいには、いっときはやたてかへいたして安心〔 あんしん 〕をさせるぞよ。それでいっときも早く御宮おみやたてて、あと修理個成おさまりしゅごういたさねばならんぞよ。ふでさきらしてあるが、むらひといえ取除とりもらはならん時節じせつまゐりたぞよ……〔 明治27年旧正月3日 〕。

 しゅごうじんいまわからいではどくであるぞよ。わかりたおんかたからるのであるが、みな取違〔 とりちがひ 〕がるのは、こころが見苦しい〔 みぐるしい 〕〔 唐 〕であるから、身魂みたませんたくいたさんと、とりそこなひと慢心〔 まんしん 〕がりたら、おほ間違まちがひ出来できるから、クドウけてるのであるぞよ。はやわかりた守護神から、しんかい御用ごようはたらきなされ。今度こんどはたらきこころき守護神から、はや出世しゅっせ出来できるのであるぞよ……。

 このふでさきは、トコトンの場合ばあいかんと、けるでいぞよ。
 
 いまじんみんこころでは、有利よきことはまをしてやられん惡魔〔 ばかりで、まこといから、結構けっこうふでさきせられんぞよ。これでもせならん時節じせつるぞよ。何彼なにか時節じせつはやうなるぞよ。時節じせつには、なんでもかなはんぞよ。なにも一度に出現くるぞよ。むかしからまちこがれたまつしんかいではりてるなり。人民にはわからんが、モウこともソロソロわかりてるぞよ。世界にはだんだんいやことるぞよ。日本にほんうちにもひとわるところは、きびしきいましめがるぞよ。これから日本がみたら、がいこく〔 害国 〕には明治二十八年の七月にかかしてあるふでさきどほりがるぞよ。外国〔 がいこく 〕は地震じしん かみなり あめらして、罪障めぐりふかじんわるところは、にくたいたひらげてしまはんと、戦争いくさばかりではナカナカわうじゃういたさんごくあくがみここまでのたくみ、いままで世界せかいまこと統一神たいせう〔 大将 〕がなかりたゆゑに、つよいものがちで、もとからのあくの企みが、トントン拍子びゃうしたのであるぞよ。外国のごくあくがみがモウひとつのもくてきじょうじゅさして、日本にほん92いちころ占領とりしま仕組しぐみいたしてるぞよ。

日本にほん神国くにには、りん ところで、いちりんみつみつなりことたまなり)がる。ひらかへす」

 とこといてあらうがな(※3)がいこくあくがみわうじゃうさせてしまふぞよ。

 で九ちなお七十五さい、めいじし十さんねんの八がつのなぬか、しんの九がつの十いちにち。




(※1)
○「出口清吉さん」(新月の光 下巻 昭和19年7月29日)
 せいきちさん(大本開祖の二男)はふでさきに「んで」とときは死んでいなかったので、のち支那しなに渡って結婚し、ひかりかづらの身であったので、しんきちと称えて、しょうという子供が出来ていたがちょうさくりんに殺されたのである。支那しなって王仁おには調べてきた。秘密だったので蒙古入記に出さず、あとで発表したのである。


(※2)「大島が入口」
○出口王仁三郎著「日本は世界の胞胎」(月鏡、昭和5/6)
日本にほん世界せかい胞胎えなあたってって、世界の地形ちけいは日本のそれと相似形そうじけいをしてるといふ事はたびたびはなした事である。すなわち日本は五大島からなり、世界は五大洲からなってをり、その地形もそっくりそのままである。九州きゅうしゅうは阿弗利加(アフリカ)に、四国しこくごうしゅう(オーストラリア)に、北海道ほっかいどうほくべいに、台湾たいわんなんべいに、本洲はおうたいりくそれぞれそうとうしておる。紀伊きいくにはアラビヤに、琵琶湖びわこは裏海(カスピ海)に、おほさかわんこっかいに、伊勢いせうみはアラビヤかいに、駿河するがわんはベンガル湾に、津軽つがる海峡かいきょうはベーリング海峡に、土佐とさわんはオーストラリア大湾に、能登のとはんとうはスカンヂナビヤの半島に、瀬戸せとないかい地中海ちちゅうかいに、かんもんかいきょうはヂブラルタルの海峡に相当する。
〔 私註:日本神話でてんそんこうりんがあったのは九州のたか千穂ちほきりしまやまの火山地帯で、ここから神武じんむてんのう大分おおいた宇沙うさて東征となる。人類史的には、現人類はの東部火山地帯(大地溝帯)で発生し、エチオピア(九州では大分附近)を経由けいゆして全地球に拡散進出した。 〕
 これはほんの一部分をしめしたにぎないが、地名ちめいことたまがくで調べて見ると、小さな町や村に至るまでみなおなじである。
 日本国内では鹿しまけん〔 鹿児島県 〕のおおしままた日本の縮図しゅくずであってすべてが相似形をしてる。またそれの土地におこる種々の出来事も、そうおうかたちをとっておこるのである。
 たん土地とちのみでは無い、人のからだまた相応して居るので五臓ごぞう六腑ろっぷは五大洲に同じやうな形をしてるのである。
 あのネーブルというくだものがある。エボのところにおおきなへそがあって、むいてみるとおなじような形をしている。あたかも小日本がだい日本(世界全体)と相似形をしているのと同様である。不思議なことには、このネーブルは、日本に移植いしょくされると何時いつのまにかへそがなくなってしまう。こころなきネーブルさえも、日本が世界のおやぐにであるということを知っていて、日本に帰ると、日本、外国の区別はいらぬとばかりに、へそをなくして世界統一の形を示す。しんもんはネーブルを横に切ったくちかたちだと、わたしは神様から聞いている。日本とふ国は、不思議なとうとくにである。


○王仁三郎著「奇魂の足らなかった南洲翁」(水鏡、昭和3/3)
 おほしまから鹿しまけん〔 鹿児島 〕へと、今度の旅行で西さいごうなんしゅうおうあとたずねてみたが、翁にはおしかなくしみたまらなかった、とふ事をつうかんせずにはれなかった。天下てんかごうれいせうとするものが、陸路りくろ へいおこしてみちみちくまもとを通過してとうじょうせんとするなどはさくもっとせつなるものである。とききゅうきょ兵を神戸こうべおほさかおくって、名古屋なごや以西をやくして仕舞しまはねばならぬのであった。当時ぶつじょうそうぜんとしてて、そんな事はなんでもなく出来できた事なのである。かくて京都、大阪などの大都市をはやく手にめねばこころざしぶることが出来ない事はるよりもあきかな事であった。しかるにことここでずして、熊本あたりにっかかって、愚図ぐず愚図ぐずしてたものであるから、こと志と違ひ、おもひもよらぬちょうてき汚名おめいいちいへどねばならぬやうになって仕舞しまったのである。くしみたまらなかった。桐野きりのとしあきしのはらくにともみなしかりである。おほしま〔 大島 〕にたいざいちゅう、三回ばかり西さいごうおうれいにあったが、いろいろわたし〔 王仁 〕に話をしてった。「智慧ちゑらなかったなあ」とふてやつたら、「まったかたわるかった」とふてった。
《 参 照 》上野公園さん『人に内在する良心神ブログ』より「空の神兵。【恐怖の宇宙大王は天下る】の「マルス」とは


(※3)
○王仁三郎著「秘密」 月鏡
 みつの「 秘 」のかならしめとかいてある。かくことを意味するのでは無い、秘密ひみつうてかせるので、人は安心する。そしてほんとうの秘密がたもたれてく。私にはいわゆる秘密とふものはい。だけれど神様からかためられた霊界物語は、二十四年間しん秘密ひみつたもって来た。神様がかつて「なお(大本開祖)にさへはれぬ。おまえよりほか世界にうてかすものが無いのだ」とおほせられたことがあった。

テーマ : 心に響く言葉・メッセージ
ジャンル : 心と身体

プロフィール

真善美愛

Author:真善美愛
真善美愛まことと申します。東日本大震災の後、上野公園さんの『神言会-大本教神諭解説』に出会い、ぐちなお開祖・さぶろう聖師を通じてうしとら〔 艮 〕こんじんくにとこたちのみこと様に導かれます。それ以降、天の御先祖様(万軍の主、創造神)のお役に立ちたいと、良心神(個々の魂に宿る天帝の分魂、天照皇大御神)を奉じて活動しています。

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