『大本神諭』 明治36年旧3月5日

○明治36年旧3月5日(火の巻)

 うしとらこんじんおほくにとこ立尊たちのみことへんじゃうなんたまぐちあらはれて、あまいわひらきをいたして、さんぜんかいすいしょうの神世にたてなおすにいてはあやおほもとりゅうぐうやかたたかあまはらに、たてよことのにしきはた経綸しぐみいたして、変性男子とへんじょうにょに、神界のたいもうようさしてあるぞよ。昔から現世界このよはじまりてから、ことをいたすのであるから、かいじんみんうたがうて、まことに致さんのは無理はないなれど、かんじんの神の御用を致さず、変性女子のたまに、今にかいしんが出来んので、世界の事がだんだんおくれてて、世界の人民がながらくくるしみをいたすから、いっときも早く改心致して、われの心をすててしまうて、神のもうすやうのおこなひを致して下さらんと、神のおもはくがじょうじゅいたさんから、出口なおにちにち苦しみてるぞよ。変性女子の身魂の改心が一日おくれると、世界は一日のろうながうなるから、一番に女子の身魂から改心を致して下されよ。さうならんと、おほもとうち何時いつまでおさまらんから、世界にさきだちて、うちかたたてかへくだされよ。世界のくもりが変性女子に全部すべてうつ〔 移 〕るから、改心がにくいなり。改心を致さぬから世界のたてかへおくれるなり。大本へたちる身魂がわからん者ばかりで、神とぐちが永らく苦労を致すぞよ。
 変性女子の霊魂は、何時いつてきたい役がさしてあるぞよ(※1)。三千世界の事が、みなさして見せてあるぞよ。
「このふでさき持ちて、神のおしえひろめてくだされよ」
 …と出口のくちもうせば、
斯様こんなくぎたいな文字の書いた筆先は、はずかしいてけんの人に見せられん」
 …と〔 出口王仁三郎聖師は 〕もうして、とりげてくれぬから、
「そんならうつして、い字にしてひろめてくだされ」
 …ともうせば、
このよう下手へた文句もんくめん。写すのも馬鹿ばからしい」と申すなり。
「こんなことひとに知られたら、世界の人に馬鹿ばかにしられる」…と申して、ききれてれず。神界は段々とせまて、一日も早く改心をして、いちにんなりと余計よけいに助けてやらねば成らず。大本のうちの肝腎の人が、こんな事ではつまらんぞよ。天地の神々も人民もながらく苦しむから、「早く改心をしてくだされ」とめば、
わたしは別に改心せんならんやうな悪い事は致してらん、神は失敬しっけいな事をおおせられる。神ならわしの精神がわかりさうなものじゃ。仕様せういガラクタがみうつりて、老婆としよりだましてるのじや」
 …と申して、ちからいっぱい反対を致すから、神もかわりのる事なら如何どうでもいたすが、ほかかわりの無い変性女子のたまであるから、自我りて神のもうやうくだされよ。ながらく経綸しぐみてある事であるから、いちりんちがひもないから、安心致して御用を聞いて、ふでさき調しらべて、それを世界のわかる人民に一人なりときかしてくだされ。神は世界をたすけたさのこの苦労くろうかんなんくやしいざんねんこばりてここまでたのであるから、一寸ちょっとウソは無いから、神の心をチットすいりょういたして、なおに聞いてそのやう行為おこなひくだされ。神 せけるぞよ。




(※1)
出口王仁三郎聖師と出口寿賀麿師を囲む座談会 第二回
林 「一度喧嘩したり等した奴はどうしても心の底からしたしめないものですなァ」
聖師「そうや、喧嘩したらいくら後で仲良ふしても忘れぬものや、表面仲良う見えるけれど、どうしても腹が承知しない。俺らでもそうや。一遍いっぺんおれにそむいて神様から離れて行った様な人間は何程改心して神様のところへもどって来ても、前の様に当方こちらは温かい心持ちがどうしても出んが、一遍そむいたら、なんぼ神心の様になってもあかん。それけの事はどうしてもむくふてくるからな。神は大慈大悲やから何事も許すとはふても、許される丈けの事はせんならん。罪をつぐなふ丈けの事をせな許されないものや」
壽賀麿「無二の親友になると云ふ事と、以前に残念な事があったと思ふ事とは別な心が働いていますね」
高見「潜在意識と云ふ事は、実際恐ろしいもんね」
林 「仲良くなっても心の片隅に必ずそれは思ってゐるからね」
聖師「当って砕ける、それは表面けで、腹の中では承知してゐない。これが本当や。なんぼ神様につかへて居ってもな。教祖はんのお筆先に出てゐる『この神にてきとうて来たら、鬼か蛇になるぞよ、従ふて来たら本当に優しい御神であるぞよ』と云ふのを読んで『そんな神はにせがみぢやい』と俺ははじめ思った。それぢゃ人間とおなじぢゃないかと思ったが、神人合一すればする程 御筆先通りや」

○同様の王仁三郎聖師の疑念は『大本神諭 明治37年旧8月3日』にもある。

テーマ : 心に響く言葉・メッセージ
ジャンル : 心と身体

プロフィール

真善美愛

Author:真善美愛
真善美愛まことと申します。東日本大震災の後、上野公園さんの『神言会-大本教神諭解説』に出会い、ぐちなお開祖・さぶろう聖師を通じてうしとら〔 艮 〕こんじんくにとこたちのみこと様に導かれます。それ以降、天の御先祖様(万軍の主、創造神)のお役に立ちたいと、良心神(個々の魂に宿る天帝の分魂、天照皇大御神)を奉じて活動しています。

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