『大本神諭』 明治33年閏8月5日

○明治33年閏8月5日(火の巻)

 こんじんの世になればものごとはやいぞよ。今度の御用いたしてくださりたら、いままでわるもうしてりたものが改心いたすぞよ。みなおほもと経綸しぐみわかりて居らんから、しんじん仕様しようちがうて居るぞよ。世に落ちてる神を、世にしてくださるのはあやもとじゃ。まことの人は苦労もあるが、わからんから無理は無いが、皆間違まちがひ信心で、えんぽうからも見るなれど、まこと利益りやくるものが無いぞよ。この神のいんねんが判りて、まことの心で信心を致したなれば、今度は結構けっこうな事が出来るなれど、十人なみの信心ではそれけの御蔭おかげじゃぞよ。神は正直、心だけの御蔭をるぞよ。物があとさきに成りたので、大変にエライ目をさすなれど、少々の仕組しぐみは変るから、御苦労なれど……。

 百日とはもうせども、ごうりては半分で良からうもれず、た都合に致すから、今年かねばらいしゅんに行かねば成らんぞよ。さむぞら向いてから、「いっくだされ」と申しても、「いや」と申さず御用ごようを聞いて下さる。神は満足であるぞよ。これだけ神の申す事、一つもそむかんと聞いて下さりて、四人のとりつぎの心がそろうたなれば、これきはに、うしとらこんじんおほもとたてかへを致して、全部さっぱりこれまでおこなひを変えさして、帰神者かんがかりみな改心致さすぞよ。今迄はかいちょう〔 王仁三郎 〕もばかして御用をさしたなれど、何時いつまでも化して御用さしてりては、神の威勢いせいが出んから、チット御用があとさきに成りたから、みなのものチト勉強なされよ。一度にひらうめはな、金神の世になるとなにも物事はやくなるぞよ。「ひっかけもどしの仕組」と毎度もうしてあるが、あまはやものわかぎると、一寸ちょっとは後へ戻す事あるから、うたがふで無いぞよ。何も間違まちがい無き事じゃ、あんしんなされよ。誠の心わかりて居りても、御用をさせる者には、何処どこまでも心を引いて見るぞよ。
 今度かいちょう〔 王仁三郎 〕かえりたら、キリキリまいを致す程はしうなるぞよ。ふでさきこまかういて、それをりて来る信者に聞かして、改心させねば成らんぞよ。ぐちうえを出すのは、きぬぬがせに実地せうまつところるのじゃぞよ。すみはるいちは修業にせに出すのじゃ。みなみなためまことの神がまゐるのじゃ。これを見て改心を成されよ。世界のかがみの出るもとであるから、皆かがみに出すのじゃぞよ。く見ておかんと、眼の付け所が違ふと、おもわくがずれるから、く気をけておくぞよ。しま しまからの筆先をみな見て下されよ。わかりかけるぞよ。この事が判りて来たら、神も結構けっこうじんみんも結構であるぞよ。だれ一人ひとりツツボには致さん神じゃ。かいしん次第であるぞよ。まことの神の申す事にてきうて来たら、一旦いったんは谷底へ落すぞよ(※1)。誰でもへだてはいたさんぞよ。




(※1)
出口王仁三郎聖師と出口寿賀麿師を囲む座談会 第二回
林 「一度喧嘩けんかしたり等した奴はどうしても心の底から親しめないものですなァ」
聖師「そうや、喧嘩したらいくら後でなかふしても忘れぬものや、表面仲良う見えるけれど、どうしても腹が承知しない。俺らでもそうや。一遍いっぺんおれにそむいて神様から離れて行った様な人間は何程なんぼ改心して神様のところへもどって来ても、前の様に当方こちらは温かい心持ちがどうしても出んが、一遍そむいたら、なんぼ神心の様になってもあかん。それけの事はどうしても報ふてくるからな。神は大慈大悲やから何事も許すとは云ふても、許されるけの事はせんならん。罪をつぐなふ丈けの事をせな許されないものや」
壽賀麿「の親友になると云ふ事と、以前に残念な事があったと思ふ事とは別な心が働いていますね」
高見「潜在意識と云ふ事は、実際恐ろしいもんね」
林 「仲良くなっても心の片隅に必ずそれは思ってゐるからね」
聖師「当って砕ける、それは表面けで、腹の中では承知してゐない。これが本当や。なんぼ神様に仕へてってもな。教祖はん〔 出口直 〕のおふでさきに出てゐる『この神にてきとうて来たら、おにおろちになるぞよ、従ふて来たら本当に優しい御神であるぞよ』と云ふのを読んで『そんな神はにせがみぢゃい』と俺は初め思った。それぢゃ人間とおなじぢゃないかと思ったが、しんじんごういつすればする程 御筆先通りや


テーマ : 心に響く言葉・メッセージ
ジャンル : 心と身体

プロフィール

真善美愛

Author:真善美愛
真善美愛まことと申します。東日本大震災の後、上野公園さんの『神言会-大本教神諭解説』に出会い、ぐちなお開祖・さぶろう聖師を通じてうしとら〔 艮 〕こんじんくにとこたちのみこと様に導かれます。それ以降、天の御先祖様(万軍の主、創造神)のお役に立ちたいと、良心神(個々の魂に宿る天帝の分魂、天照皇大御神)を奉じて活動しています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる