『大本神諭』 明治32年・・・月・・・日

○明治32年・・・月・・・日(天の巻)

 うしとらこんじんぐちなおの手を借りて、何彼なにかことらすぞよ。今迄はもとかみを、きたすみおしめておいて、北をわるいと世界の人民がもうしてりたが、北はくにもとくにであるから、北が一番にくなるぞよ。ちからもと眞正まことがみは、いままでは北のはしおとされて、神のひかりかくしてりたから、この世は全然さっぱりくらがりでありたから、世界の人民の思ふ事は、一つもじょうじゅいたさなんだのでるぞよ。これかみも、人民も、守護神もなかりたぞよ。人民は「北がひかる」と申して、不思議がりて、いろいろと学や智慧で考へて居りたが、まことかみがみ一處いっしょりて、しんりきひかりをあらはしてるとまをす事を知らなんだぞよ。モウこれからは、世におとされて居りたいきがみひかりが出て、守護しゅごとなるから、其處そこじゅうひかかがいて、まぶうてけてれんやうに、あきらかなかみになるぞよ。今迄の守護しゅごの世界は、あけからすりてて、夜があけるから、それまでに改心〔 かいしん 〕をいたして、身魂みたまみがいて、日本魂やまとだましいたちかへりて居らんと、ジリジリもだえる事がしゅったいいたすから、今年で八年のあいだ、神は気を附けたなれど、余り世界の人民の心のくもりがゆえに、何を言ふてきかしても、ふでさきに書いて見せても、まことにいたさぬから、出口なほにちにち咽喉のどからくやうな思ひを致して、世界の為に苦労いたして居るのを、見て居るうしとらこんじんつらいぞよ。胸にやきがねあてるがごとく、一人くるしみて居るぞよ。人民はばんぶつちゃうとも申して、えらさうに致して居るでは無いか。とりけだものでも、三日先のことぐらゐは知りて居るのに、人民は一寸いっすんさきが見えぬ所までくもりて居るから、あしもとへ火がえて来て居りも、だ気が附かぬぞよ。うもこれだけ人民の霊魂みたまも、曇りたものであるぞよ。しょう一枚ままならぬ所まで精神をよごしておいて、何もわからぬくせに神をした見降みくだして居る、人民の中のはなだかが、うへへのぼりて、この世の政治をいたしても、ひとつも思ふやうにきはいたさんぞよ。

 この世は、もといきがみ守護しゅごが無かりたら、何程なんぼ智慧や学で考へても、何時いつまでも世界はおさまらんぞよ。一日もはやおうじょういたして、神のまをやうに致さねば世界の人民が可哀想で、神がだまって見て居れんから、今度はきたからうしとらこんじんあらはれて、世界をすいしょうにいたして、ぜんあくとをたてけて、善惡のみせしめありやかにいたして、世界の人民を改心させて、万古末代うごきの取れん、善ひとすぢの世のもちかたを致すから、是迄の世とはうっかはりてのといたして、神もほとけも人民も、いさんでくらまつかみといたして、天の大神様へおんかけるのであるぞよ。それまでに一つおほとうげるから、人民は速く改心いたして、かみごころたちかへりてくだされよ。神は世界を助けたさの、ながあいだの苦労であるぞよ。昔の神世に立替へる時節が来たぞよ。

 今迄は「ひのくれわるい」と申したが、世がわるとひのくれが一番るぞよ。日没にはじめたことは、これから先の世は、何事もき事なればじょうじゅいたすぞよ。それも神をそっちけにいたしたら、物事ひとつも成就いたさぬ世にかわるから何より改心いたして、霊魂みたまみがくのがいっとうであるぞよ。時節がたぞよ。モウが無いぞよ。


テーマ : 心に響く言葉・メッセージ
ジャンル : 心と身体

プロフィール

真善美愛

Author:真善美愛
真善美愛まことと申します。東日本大震災の後、上野公園さんの『神言会-大本教神諭解説』に出会い、ぐちなお開祖・さぶろう聖師を通じてうしとら〔 艮 〕こんじんくにとこたちのみこと様に導かれます。それ以降、天の御先祖様(万軍の主、創造神)のお役に立ちたいと、良心神(個々の魂に宿る天帝の分魂、天照皇大御神)を奉じて活動しています。

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