『大本神諭』 明治29年旧12月2日/鶏の宵鳴き

○明治29年旧12月2日(天の巻)

 昔のはじまりとまをすものは、まことなんじゅうな世でりたぞよ。衣類きるいいたし、くさささたべものに致して、きれもの一つるでない、土にあなを掘りて住居すまいを致したものでりたが、天地てんちかみがみ御恵おかげで、段々と住家すみかも立派になり、衣類も食物もけっこうさずけていただくやうになりたのは、みなこの世を創造こしらへもといきがみ守護しゅごで、人民がけっこうになりたのであるぞよ。

 じんみんは世がひらけて、余り結構けっこうになると、元の昔のいきがみ苦労くろうを忘れて、勝手かって気儘きままに成りて、さっぱり世が頂上てっぺんのぼりつめて、まことかみおもひを知りた人民はだんだんに無くなりて、やりかたばかり致して、この世をつよものちのちくしょうばらにしてしまふて、神のところも無い様に致したから、モウこのままにしていては、世界がつぶれて、おにとのに成るから(※1)たてかへを致さな成らん事に、世がせまりて来たのであるぞよ。よつあしの守護神が覇張はばりて、うへへあがりて、日本のしんこくけがしてしまふて、この世はまっくらやみであるぞよ。神がおもてあらはれて、しんりきを現はして、三千世界を守護しゅごと致して、世界を守るぞよ。この世は一旦いったんどろうみに成る所であれども、こんじんてんおほかみ御詫おわびを申して、助けていただかねば、世界の人民が可哀想であるから、んでも人民を助けたさに神がながらくかんなん苦労くろうを致してれども、知りた人民はほどよりいので、神の経綸しぐみびるばかりでるから、このおほもとたちりて、神の御話おはなしを聞かしてもらふた人民だけなりと、改心を致して、もと日本魂やまとだましい立復たちかへりてくだされよ(※2)

 世がせまりて来たから、モウ何時いつ立替がはじまるか知れんから、後でジリジリもだえ致しても、モウ仕様しようが無いから、何時いつまでけたが、モウやういぞよ。日本の人民から改心をしてくださらんと、世界の人民さんになるぞよ。




(※1)
出口王仁三郎氏を囲む神霊座談会(3)
速志「狐憑きなどと云うものはどんなものかしら」
聖師「宮川のもりらんまるこうえいに、琴太という人があったが、そいつが反対者にきつねけられた。そうすると狐が腕の中へフッと入って来て、くくってもくくっても段々奥へ入って来る。それでとうとうきちがいになってしまった。
 それからワシが大阪できつねきを頼まれてなおしてやったが、体にボコッとふくれたものが出来ている。それは『うしとらこんじん、艮の金神』と書いてだんだん追うて行った。体中みな書いてしまったら此処ここ(腕)まで出て来た。ゆびの所まで出て来ると『痛い痛い』とっていたが、とうとうつめあいだからひるのようなやつが出やがってブーッと丸くなった、で、そいつをつかまえようと思ったらコロコロとかどへ出て、ちょうどかどぐちへ巡査がやって来たが、それにぶつかるといきなりサーベル抜いて暴れ出して、ウワーッウワーッとうてきよった。そうしたらそのおやじがなおってしまった。歯ブラシを作る商売で、沢山職人を置いた家だった。いわゆるせいしょおにだね。鬼というでもつのえたものではない。あくりょうを全部一つの言葉でう言葉だ


(※2)
○「鶏の宵鳴き」 玉鏡(昭7/6)
昔からにわとりよいきをするのは非常なる凶兆だとせられ、これを聞いた人の身の上または一家には一大変事が起るなどと伝へられ、今でもそれをはなはだしくひとがあるが、それは和鶏のみのた昔の時代の事である。今の鶏は洋鶏またはその雑種であるから、本当のときつくらないのである。しゅなれば日本のくれむこうの夜明よあけにあたるのだから、彼等はそのくにの伝統により時を作って宵鳴きをするのである。凶兆でも何でもない。これはひとりにわとりにのみかぎらないので、いぬでもねこでもうしでもうまでも今はほとんど雑種で、固有の日本種はきなむとして居る。人間界においても大和魂(日本魂)のもちぬしがだんだんすくなくなって、邪の道、悪思想のはびこる世の中になって仕舞った。なげかわしき世相せそうである。


テーマ : 心に響く言葉・メッセージ
ジャンル : 心と身体

プロフィール

真善美愛

Author:真善美愛
真善美愛まことと申します。東日本大震災の後、上野公園さんの『神言会-大本教神諭解説』に出会い、ぐちなお開祖・さぶろう聖師を通じてうしとら〔 艮 〕こんじんくにとこたちのみこと様に導かれます。それ以降、天の御先祖様(万軍の主、創造神)のお役に立ちたいと、良心神(個々の魂に宿る天帝の分魂、天照皇大御神)を奉じて活動しています。

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